介護福祉士、社会福祉士の実習が進んでいます。
しかし、当然…利用者様には接触できない。かなりの制限があるようです。
しかし、おおやけの里では、指導担当者がアイデアと知恵を集め頑張っています!
これまでの固定概念を捨て…これまでは実習生に一人の利用者様を担当していました。しかし、今回は、実習生全員で一人の利用者様を担当することにしました。その時に重要となったのは、「ICF]でした。介護福祉士も、社会福祉士も、それぞれの専門職が、「ICF」という共通言語を再確認し展開しています。
これの良いところは、実際の現場のように専門職の強みを生かせることです。介護は「活動」と「参加」の情報が多く、社会福祉士は環境、個人因子など情報収集ができ、集約すると非常に厚みが出ます。これにより多角的な視点から分析ができるようになりました。実習生は日々、3密にならないように、情報を共有していきます…「昨日はこんなことわかったよ!」というように。
その他にも、これまでの施設内中心の実習を地域に展開したり、ZOOMで利用者様とコミュニケーションをとったり、動画を撮影し利用者様の移乗・移動を考える等々…指導担当者は本当によく頑張ってくれています。
新しい実習の形を創るべく、皆で愉快に議論し、創意工夫を重ねていきましょう!
「Creativity OOYAKENOSATO」
おおやけの里は、様々な問題が日々起こりますが、その度にチームがまとまりながら問題を解決する方法を選択しています。問題が起こったときに、チームが分裂する方法を選んでいては、問題は解決しないばかりか、次の問題にもチャレンジできないので。
記:辻智典
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